認可施設と認可外施設 - 産まれる前の初めての健康診断

認可施設と認可外施設

こんにちは! うまれるまえのはじめてのけんこうしんだん 編集部です!

NIPTについて調べていると認可施設や認可外といった記載を見かけた事はありませんか? 今回はNIPTの認可、認可外施設についてご説明したいと思います。 認可外と聞くと、何か怖い印象を持たれてしまうかもですが、決して違法施設という事ではありません。

★認可施設について 認可施設というのは、「日本医学連合会が認可したNIPT検査施設」 これは、出生前診断に精通した専門医が在籍している、専門外来を設置しているなどの定められた条件をクリアしている施設という事になります。NIPTを受けるという点においては一層安心して検査を受ける事ができる施設であるとも言えます。 しかし、認定施設の場合、どなたでも受験できる訳ではなく、

・35歳以上のママさん ・エコー検査や母体血清マーカー検査により染色体異常の可能性がある ・染色体異常のある子供を妊娠、出産した事があるママさん

などなど、上記の他にも様々な条件があり、それらに該当するママさんのみ受けられる施設となっております。 また、認可施設では21,18,13番トリソミーしか判定を行わず、さらに紹介状や専門医などによるカウンセリングなどがあったり、気軽に受けられるとは言えません。

★認可外施設について 日本医学会連合会による「NIPT検査の認可を受けていない施設」 ですが、認可外といっても、医師が在籍している医療機関です。 もちろん違法施設でもなく、NIPT自体の検査精度に差があるといった事もありません。

認可外であれば、検査条件を定めておらず、どなたでも検査を受ける事ができる施設がほとんどです。 また、21,18,13番トリソミー以外の検査もできるなどのメリットがあります。

しかし、一部の認可外施設では知識の無い医師が担当している場合もあるなど、認可施設と比べた場合「その後」のフォローという点において望んだ対応を受けられないといったデメリットがあります。

それぞれメリットもあれば、デメリットもありますが、ママとパパでよく話し合い、どこで検査を受けるべきか判断する事が何よりも大切です。