NIPTのメリットとデメリット - 産まれる前の初めての健康診断

NIPTのメリットとデメリット

こんにちは! うまれるまえのはじめてのけんこうしんだん 編集部です!

今回はNIPTのメリットとデメリットについて説明していきたいと思います!

まずはメリットから♫

1.従来の非確定検査と比べて高い精度で疾病の可能性を推定 NIPTが日本に入ってくるまでに実施されていた非確定診断では80%程度の精度に対して、NIPTは約98~99%という高い精度で染色体異常を検出する事ができます。

2.ママと赤ちゃん共に負担の少ない検査 ママから採血した血液を用いて検査を行う為、赤ちゃんへの負担も少なく、流産や死産の恐れがありません。

3.妊娠10周目の早い段階から検査を受ける事が可能 検査を受ける施設によって異なりますが、私達が提供するNIPTは妊娠10周0日から検査を受ける事が可能です。確定診断である羊水検査は15週目以降のママさんが対象となっており、早い段階で精度の高い検査を受けることが可能です。

非常に優れた特徴を持つNIPTですが、デメリットもございます😭

1.得られた検査結果はあくまで可能性の域を出ない 非確定検査の一つである為、得られた結果は疾病の可能性が「高い」「低い」という意味しか持ちません。

2.100%の検査精度にはなり得ない検査 NIPTは99%という高い感度をもつ検査ですが、決して100%の精度となる事はありません。 また、1万人に10人の割合で判定結果が異なる可能性があります。 検査の精度が100%にならない理由としてモザイク現象という物があり、その為、10万人1人の割合で判定結果が異なる可能性あります。

3.判定できる疾患には限界がある NIPTは1〜22番トリソミー検査をはじめとした染色体異数性や染色体の微小欠失を検査できますが、全ての染色体異常を判定する事はできません。

デメリットとして、3つ挙げていますが、それらを大きな問題であると捉えるかは、ご家庭によって様々かと思います。ですが、検査を受けずに悩むより、望んだ結果でなくても、検査を受け、赤ちゃんの事を知るという事が、何より大事であると私たちは考えております。